第18回愛知学長懇話会 SDGsリレーシンポジウム

「愛知SDGs 大学生サミット 2025 ~グローバル社会のローカル SDGs~」

  ~開催報告~

概要

開催日時:2025 年 1 月 25 日(土)13:00~16:45
場所:愛知県国際交流協会 アイリスルーム(名古屋市中区三の丸二丁目6-1)
主催:愛知学長懇話会(SDGs 企画委員会)
共催:愛知県国際交流協会

プログラム

第1部 講演セッション 13:00~14:10
13:00 開会挨拶
     秀島 栄三(愛知学長懇話会SDGs企画委員会 委員長、名古屋工業大学 教授)
      ■動画

開会挨拶は、秀島栄三氏によるビデオメッセージにておこなわれた。挨拶では、登壇者による講演、学生からの活動発表、またワークショップによって、SDGsの本質への理解を深める機会にして頂きたいという事であった。古澤礼太氏からの趣旨説明では、SDGsに取り組むにあたり重要となる総合性・関連性・協働性の視点が説明された。


13:05 趣旨説明
     古澤 礼太(愛知学長懇話会SDGs企画委員会 委員、中部大学 准教授)

13:10 基調講演Ⅰ 「グローバルに SDGs に取り組む」
     講師:上町 透(JICA中部 所長)
      ■資料

上町透氏による「グローバルに SDGs に取り組む」の基調講演では、JICAが担っている地域連携の紹介や、世界と日本におけるSDGs・ESDの取り組み・状況の解説があった。また、地域連携におけるグローバルなSDGs達成への貢献をするために如何に向き合い、取り組むかが示唆された。


13:35 基調講演Ⅱ 「ローカル SDGs(地域循環共生圏)と地域共進化」
     講師:小森 繁(環境省中部環境地方事務所 所長)
      ■資料

小森繁氏による「ローカルSDGs(地域循環共生圏)と地域共進化」の基調講演では、環境省が提唱する地域循環共生圏を説明し、ローカルSDGs活動の重要性を説かれた。また、新たに地域共進化という概念を提唱し、大学生との協働を呼び掛けた。

 


14:00 質疑応答

講師1:
上町 透さま
1995年に国際協力事業団(現 国際協力機構)に採用。2003年、中華人民共和国事務所。その後、東・中央アジア部東アジア課長、理事長室秘書官、総務部総合調整課長、インド事務所次長を歴任。2021年に総務部審議役。2024年から国際協力機構(JICA)中部センター 所長。
講師2:
小森 繁さま
1992年に環境省(当時環境庁)に入省後、環境保健部環境保健企画管理課長、水・大気環境局総務課長、大臣官房会計課長、大臣官房 審議官等を歴任。近年は、熱中症警戒アラート創設、気候変動適応法改正などを行った。2023年7月から中部地方環境事務所所長。

 

第2部 活動発表セッション 14:10~14:55
在名古屋インドネシア留学生: 「インクルーシブ社会を目指したSDGsの実践」
・Indonesian Student Association
  発表者:ファーリザル・ラマダン(名古屋大学)
   ■資料

大学生による活動発表セッションでは、聴覚障がいがある留学生の学びに関する「インクルーシブ社会を目指したSDGsの実践」、愛知県の食環境の改善に対して多方面からの活動に関する「『誰ひとり取り残さない』食を通じた新しいつながり」、オンラインを活用して技能実習生やその家族に対して日本語を教える「日本とベトナムを繋ぐ オンライン日本語教室」、他大学の学生や社会人とともに実践を通してSDGsを学ぶ「3大学連携SDGs講座について~アソシエイト2人を添えて~」、持続可能な社会づくりの担い手を育成する活動への参加報告である「中部サステナ政策塾に参加して」、家庭でのエコの取組みを推進するためにおこなった企業連携の活動に関する「サスティナ研究所活動発表」、これら計6団体から活動発表がおこなわれた。



「『誰ひとり取り残さない』食を通じた新しいつながり」
・FOOD TUBE(あいちユース SDGs IDEA & ACTION)
  発表者:吉田 愛奈(中部大学)、柳澤 明璃(中部大学)
   ■資料

「日本とベトナムを繋ぐ オンライン日本語教室」
・ロイナム
  発表者:後藤 あい(愛知淑徳大学)
   ■資料

「3大学連携SDGs講座について ~アソシエイト2人を添えて~」
・SDGs普及啓発教育プログラム(愛知学院大学・中部大学・なごや環境大学連携講義)
  発表者:藤原 央雅(愛知学院大学)、後藤菜有(愛知学院大学)
   ■資料

「中部サステナ政策塾に参加して」
・中部サステナ政策塾(中部ESD拠点協議会事業)
  発表者:寺師 慶人(中部大学)
   ■資料

   ■活動イメージ動画

「サスティナ研究所活動発表」
・かがやけ☆愛知サスティナ研究所
  発表者:池田 武琉(中部大学)
   ■資料

14:55~15:10 休憩

第3部 ワークショップ・セッション 15:10~16:45
15:10 グループワーク

16:10 グループ発表
 終了後に各グループ2分(最大3分)の成果発表

ワークショップ・セッションの「2030年に向けたSDGsの学び」では、学生を5つのグループに分けたグループワークがおこなわれた。SDGsの中で関心のあるゴールを一つ選び、1年間100万円のSDGsプロジェクトを立案するというものである。それぞれのグループで立案されたプロジェクトは、会場で発表された。

16:30 総評
     高野 雅夫(愛知学長懇話会SDGs企画委員会 委員、名古屋大学大学院 教授)

16:40 閉会挨拶
     来住南 輝(愛知県国際交流協会 専務理事・事務局長)

情報交換会 16:45~17:45
(主催:愛知学長懇話会SDGs企画委員会事務局)

総評を高野雅夫氏、閉会挨拶を來住南輝氏からおこなわれた。高野氏からは、自然と人との共生がされていたかつての生活と現在の生活の違いから、持続可能性とは何かという問いかけがあった。また、これから社会に出ていく大学生にとって、本シンポジウムが将来に結び付けて考えるきっかけであって欲しいという事でした。來住南氏からは、活動発表での取組紹介を聞いて、とても心強く感じ、これからの持続可能な地域づくりへ、連携をしながらの取り組みを期待しているとの事でした。